小川病院(大阪)
お問い合わせ 瑞穂会ホームへ 小川病院ホームへ
サイトメニュー
ご挨拶
小川病院(大阪)について
診療のご案内
入院のご案内
介護療養型医療施設
医療相談室
採用情報
小川病院(大阪)への交通アクセス
お問い合わせ
乳がんの検診-小川病院(大阪)
乳がんQ&A
Q1:30代の主婦です.乳腺症と言われました。乳がんと関係はないのですか?

一般的に30〜40代の中年女性にみられ、乳房の硬結(はっきりとしたしこりではないが、何となく硬く触れる)、腫脹感、疼痛などを伴い、月経前に症状が強くなることが特徴です。通常、乳がんとは関係がないとされていますが、触診のみでは乳がんとの鑑別が難しいことがあり、マンモグラフィ、超音波検査などを行い、定期的に経過観察することが必要です。

Q2:母親が乳がんです。自分もなりやすいのでしょうか?

日本人の乳がんは家族性に起こるものは少なく、遺伝性の疾患と心配する必要はありません。しかし、女性の親族に乳がん患者が多発する家系がある事も事実です。母親、姉妹に乳がんの方がいる場合、30歳を過ぎたら検診を受けることをお勧めします。

Q3:未婚で出産経験がありません。乳がんが心配です。

未婚や未出産は乳がんの危険因子とされています。しかし、そのような方に起こった乳がんが特に進行しているとか、治療が効かないなどということはありません。自己検診と定期検診を受ければ、恐れる必要はありません。

Q4:更年期障害に対しホルモン補充療法を受けています。何か気をつけることは?

最近、ほてりなどの更年期障害や骨粗しょう症の予防として、女性ホルモンの投与が普及しつつあります。乳がんとの関係については数々の報告があり、一定の結論は出ていません。現段階では投与を開始する前にマンモグラフィをはじめとする検査を行い、異常がないことを確認したうえで、投与中は定期的に乳房の診察を受けることが重要といえるでしょう。

Q5:10代の娘ですが、乳腺線維腺腫と言われました。どのような病気ですか?

乳腺症に比べ、若年に発生する代表的な乳腺疾患で、クリクリと良く動く球型の腫瘤として触れます。触診、マンモグラフィ、超音波検査で癌との鑑別は比較的容易ですが、中には紛らわしい症例もあり、細胞診を行うこともあります。しかし、10代ということであれば、まず乳がんはありませんので経過観察で良いと思います。ただし、線維腺腫でも、急速に増大することがたまにありますので、定期的に自己検診をお勧めします。

Q6:授乳が終わってかなり経ちますがまだ乳頭から分泌があります。心配ないのでしょうか?

授乳終了後も乳汁がしばらく出続けることはしばしば見られます。一般に分泌液の性状が透明、黄色、乳性の場合はさほど気にする必要はありません.片側性でいつも決まった孔から血性の分泌液が出る場合は精密検査の対象です。良性の乳頭腫や早期の乳がんの症状の可能性があります。専門医を受診し、マンモグラフィ、超音波、乳管造影、乳管内視鏡などの検査を受けて下さい。

Q7:乳頭にただれのようなものがあります。皮膚科に行くべきでしょうか?

アレルギー性皮膚疾患を持つ方で乳頭に湿疹ができることがありますが、通常は両側性です。しかし、乳頭の湿疹様の所見を初発症状とするパジェット病という特殊な乳がんも存在します。片側性でなかなか治らない乳頭の湿疹はパジェット病を考える必要があります。このような場合、専門医を受診することをお勧めします。

Q8:腋にしこりがあります。どの科に行ったら良いのでしょうか?

腋にはリンパ節がありますので、それがしこりのように触れることはそう珍しいことではなく、月経周期にしたがって腫大することもあります。特に両側性に軟らかい腫瘤として触れる場合はそれほど気にすることはないでしょう。しかし、片側性に硬く触れる場合は注意が必要です。まれに乳房の病巣はごく小さいにもかかわらず、腋のリンパ節転移を初発症状として発見される乳がんもあります。
まず、乳腺の疾患を念頭において専門医を受診することをお勧めします。

マンモグラフィQ9:マンモグラフィとはどんな検査ですか?

乳房専用のX線装置による検査です。低エネルギーのX線を使用し、乳房を圧迫して薄い状態にすることで、乳房の内部構造が鮮明に写し出されます。病変は腫瘤陰影、石灰化などの所見でとらえられますが、しこりとして触れない早期乳がんを微小石灰化で発見できるというメリットがあります。

超音波装置Q10:検診で要精密検査といわれ、超音波検査を勧められました。

超音波により乳腺の状態を調べ、しこりを見つけたら、その形、内容を見る検査です。放射線被ばくを避けたい妊婦の方や、若年の方、また乳房に痛みや炎症外傷があり圧迫に耐えられない方、強い乳腺症などで良好な撮影ができない方、頻回に検査をする必要のある方は、マンモグラフィより痛みのないこの検査が適しております。

Q11:友人が乳腺の細胞診の検査を受けました。どのようなことをやるのですか?

注射用の細い針を用いて病変を刺し、陰圧をかけて細胞を採る検査で麻酔を使わず、外来のベッドサイドで行い、短時間で終了します。痛みは軽度でその日の入浴も可能です。ただし細い針のため細胞摂取量が少なく、診断ができない場合もあり、その場合、生検が必要になることもあります。

Q12:乳がんと診断され、乳房の全摘を勧められました。温存できないのでしょうか?

ガイドラインによれば、温存療法の基準は3.0cmとされ、これに則って適応を決めている施設が大部分と考えられます。しかし最近、大きな乳がんに対して術前に抗がん剤を用いて腫瘍径を縮小させ温存療法を可能にするという方法も行われています。もちろん全ての乳がんで効果がみられるわけではありませんが、温存率は確実に向上するという臨床試験の結果がでています。一度主治医に相談されてはいかがでしょうか。

抗がん剤使用前 
抗がん剤使用後

          

Q13:乳がんの場合、腋のリンパ節も摘出すると聞きました。術後障害は起こらないのでしょうか?

大胸筋や小胸筋まで合併切除するハルステッド手術が乳がん手術の中心であった時代は腋のリンパ節も徹底的に切除することが当然のように行われ、その結果腕のむくみが高頻度に起こました。
現在では腋のリンパ節の切除を縮小しても成績は悪くないということが明らかになり、むくみに悩む患者様は少なくなりました。

Q14:抗がん剤は副作用が辛いと聞きます。実際どうなのでしょうか?

抗がん剤の副作用は様々ですが、主として消化器症状、骨髄抑制、脱毛があげられます。まず消化器症状ですが、吐き気や食欲不振などが起こります。しかし、近年有効な支持療法が開発され、以前のように苦しむ患者様は少なくなりました。特に吐き気は注射薬と経口薬でほぼコントロール可能です。骨髄抑制とは骨髄における造血作用が障害され、白血球の減少や貧血を起こすことです。白血球の減少が起これば、感染症に罹りやすくなります。これも最近では有効な注射薬の登場で重症になることはまれになりました。脱毛はかなり高率に起こります。肉体的苦痛はないものの、精神的に最もこたえる副作用といえるかもしれません。しかし抗がん剤治療が終われば、徐々にですが新たな髪の毛が生えてきます。それまではかつらや帽子で対処しましょう。

Q15:手術の後、内分泌療法を勧められました。どのようなことをやるのでしょうか?

癌の中にはその成長に特定のホルモンを必要とするいわゆるホルモン依存性癌というものがあり、乳がんはその代表です。しかし、全ての乳がんではなく、全乳がんの60%といわれ、それらはホルモン受容体を有しています。この場合、内分泌療法が有効である事が多いのです。内分泌療法には注射薬と経口薬とがあり、それらを単独あるいは組み合わせて用います。また、月経の有無により用いる薬が異なります。近年、新しい内分泌療法剤が次々と開発され、選択肢も広がりました。抗がん剤に比べ、副作用が軽いかわりに治療期間が長くなります。主治医の説明を充分聞いて下さい。


ページトップへ

Copyright(c) 2004 OGAWA HOSPITAL. All Rights Reserved.
医療法人 瑞穂会 小川病院
〒552-0012 大阪市港区市岡1丁目27番25号
TEL 06-6572-5651
FAX 06-6571-3845
外来担当医表 診療科目 乳がんの検診-小川病院(大阪) 乳がんQ&A 乳がんの自己検診